「しつけ」や「礼儀」は普段の生活の中で、習慣づけることが重要です。まず靴をきちんと揃えることを教えます。自分の靴だけでなく、そこにある靴は全て揃えます。幼稚園のトイレのサンダル、玄関の家族全員の靴など、はき物すべてです。全ての場面で徹底的に靴ならべをやりきり、継続することで心を強くします。靴ならべができるようになると、身の回りのことは自分でやるようになり、自立していきます。習慣化すると、自分から病院のスリッパを全て揃えたり、友達の家の玄関の靴を揃えたりするようになります。

「挨拶」にはコツがありますが、それは相手より先にすることです。あとからでは、言わされているのと同じです。「自分から走って行って元気よく挨拶した」「積極的になった」という声をお聞きすると嬉しいですね。私たちは「挨拶の達人」を目指しています。

 「返事・挨拶・靴ならべ・姿勢」の４つを家庭でも徹底するよう、保護者に協力してもらっています。ほとんどの子供たちが、道場に来て１週間で眼の輝きが変わってきます。