一般的な空手道場は、空手技術の指導だけ行いますが、養正館道場は、しつけ・礼儀・道徳の指導を最優先しています。最終的に、自立型人間の育成を目的としています。
まず、子供たちに心の器を上に向ける方法を教えます。すると、今までキョロキョロして話が聞けなかった子供が、幼稚園児でも初日から20分、30分と止まって話が聞けるようになります。 ほぼすべての子供が、体験入門初日から返事、あいさつするようになり、靴並べし始めます。しつけは普段の生活の中で習慣づけることが重要ですので、生活習慣カード、空手ノートなどを使って、道場以外での家庭や学校での心の変化もフォローしていきます。
道場では、まず靴をきちんとそろえることを教えます。自分の靴だけでなく、そこにある靴はすべてそろえます。幼稚園のトイレのサンダル、玄関の家族全員の靴など、はき物すべてです。旅館に家族と行って温泉客のゲタを全て揃えた子、熱があって病院に行ったとき患者さんのすべての靴を揃えた子もいました。全ての場面で徹底的に靴ならべをやりきり、継続することで心を強くします。子供たちにやりきらせるには、大人である私たちが、まず見本を見せ、前向きに根気よく続けさせることが大切です。
「武道は礼にはじまり、礼に終わる」と言います。私は「挨拶は全ての始まり」だと思っています。相手に言われてからするのではなく、自分から先に挨拶することが大事です。「自分から走って行って挨拶した」「積極的になった」という声をお聞きすると嬉しいですね。私たちは「挨拶の達人」を目指しています。私の道場では「返事・挨拶・靴ならべ・姿勢」の4つを家庭でも徹底するよう、保護者に協力してもらっています。ほとんどの子供たちが、道場に来て体験入門初日で眼の輝きが変わってきます。
心の器が上に向くようになると、副産物として、試合で好成績を残したり、審査会で合格できたりしますが、試合や審査会はあくまでも目的達成のための手段(=目標)であり、最終目的は自立型人間の育成なのです。試合に勝つことが目的ではなく、自立という目的を達成するために、試合や審査を目標(つまり目的達成のための手段)にしているので、「審査に落ちたから空手をやめさせる。」とか、「試合で全然勝てない。息子は才能が無いからダメだと思う。」と考えるのは、目的を見失ってしまっているのです。子供たちの成長を通し、ご父兄の皆さま、そして私たち指導者も日々成長しています。
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